ニュージーランド、銃規制強化を発表 半自動銃など全面禁止へ

[クライストチャーチ 21日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は21日、50人の死者が出た今月15日の銃乱射事件を受け、軍仕様の半自動銃などを禁止する銃規制強化を発表した。

首相は記者会見で「3月15日にわれわれの歴史は永久に変わった。今度は法律が変わる。全てのNZ国民に代わって本日、銃規制を強化し、わが国をより安全にする措置を発表する」と語った。

新たな銃規制法を4月11日までに施行し、禁止対象の銃器を買い取る枠組みを整備するとした。

買い取りのコストは最大2億NZドル(1億3800万米ドル)になる見通しという。

規制強化では、全ての軍仕様の半自動銃やアサルトライフルのほか、銃器を軍仕様の半自動銃に改造するための部品などが禁止の対象となる。

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