5年以内に有人月面着陸、トランプ米政権が新たな目標

[26日 ロイター] – トランプ米政権は26日、5年以内に米国人を再び月面に上陸させる新たな目標を明らかにした。

国家宇宙会議の議長を務めるペンス米副大統領がアラバマ州で開いた同会議で発表した。

ペンス氏は「次の飛躍をする時だ」と述べ「何としてでも5年以内に米国人宇宙飛行士を再び月面に着陸させ、継続的なプレゼンスを確立し、火星上陸の準備をすることが次の飛躍だ」と強調した。

これまで、米航空宇宙局(NASA)は2028年までに月面に人を再び着陸させることを目指していたが、24年へと4年前倒しすることになる。

有人月面着陸目標は、宇宙開発競争でロシアや中国に対抗するトランプ大統領の狙いと受け止められる。

計画には数百億ドルもの費用がかかる可能性があり、NASAは民間部門からの支援確保に苦慮している。

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