米中ロ、軍事支出停止し平和目的に振り向けることが可能=米大統領

[ワシントン 4日 ロイター] – トランプ米大統領は4日、訪米している中国の劉鶴副首相との会談で、米中とロシアは多額の軍事支出を行っていると指摘し、3カ国が協力して軍事支出を停止し、平和のために資金を振り向けることが可能との見方を示した。

トランプ氏は大統領執務室で行われた会談で、中国と通商合意をまとめることができれば、軍事支出や兵器製造などの問題について話し合う次の段階に進むという案を提起。

大統領は「中国は多額の軍事支出を行っており、米国やロシアもそうだ。これら3カ国が協力して軍事支出を停止し、長期にわたる平和に貢献するような使途に振り向けることが可能だと考える」と述べた。

「この3カ国が団結し、兵器の製造をやめれば状況ははるかに良くなる」とした。

この提案について問われた劉副首相は、良い考えだと応じた。

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