NZ銃乱射事件、王立委が12月10日までに調査報告へ=首相

[ウェリントン 8日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は8日、クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)2カ所で起きた銃乱射事件について、王立委員会が12月10日までに政府に調査の報告を行うと明らかにした。

アーダーン首相は声明で、王立委が容疑者の活動、ソーシャルメディアの利用、海外とのつながりのほか、当局のテロ対策を巡って「不適切な」優先事項の設定があったかどうかを調べると説明した。

3月15日に発生した銃乱射事件では、実行犯とされるオーストラリア人のブレントン・タラント容疑者(28)が50件の殺人罪で訴追されている。

アーダーン首相は、同容疑者がNZとオーストラリアで監視対象のリストに入っていなかったとしている。

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