NZ警察、規制強化受けた銃器回収は「数万丁」と推定

[ウェリントン 11日 ロイター] – ニュージーランド警察当局は11日、議会で銃規制法改正案が可決されたことを受け、数万丁の銃が当局に引き渡されるとの見方を示した。

議会は前日、大半の半自動式の銃器、銃器を半自動式銃器に変える部品、一部の弾倉、一部の散弾銃の流通・使用禁止を盛り込んだ銃規制法改正案をほぼ全会一致で承認。禁止対象の銃器の所有者は9月30日までに当局に引き渡す必要があり、持ち込まれた銃は国が買い上げる。

同国では先月、クライストチャーチのモスクで銃乱射事件が発生し、50人が死亡したことを受けて、銃規制の強化を求める声が高まった。新規制では、乱射事件で容疑者が使用した銃も対象になっている。

警察当局者は記者会見で、同国には銃器の登録を義務付ける法律がないことから、どの程度の数の銃が持ち込まれるのか不明と述べ「数万丁かもしれないし、それより多い可能性もある」などとコメントした。

銃関連の情報サイトによると、ニュージーランドには現在、120万─150万丁の銃が流通しているもよう。ニュージーランド政府は、そのうちの1万3500丁が軍用半自動小銃(MSSA)とみている。

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