米はしか感染拡大続く、先週新たに71例報告=疾病対策当局

[22日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は22日、国内で12─19日の週に新たに71件の麻疹(はしか)の症例が報告されたと明らかにした。

累計では、年初から前週までの20州555件から13%増となり、22州626件となった。新たな感染が報告されたのは、アイオワ州とテネシー州。

感染率は過去5年で最高、流行は過去約20年で2番目の規模となっている。

今年報告されている症例の半分以上が、ブルックリンのウィリアムズバーグを中心にニューヨーク市で発生している。

はしかの流行は世界的に拡大しており、世界保健機関(WHO)が先週発表した報告によると、世界の今年の第1・四半期の感染件数は前年同期比4倍近く増加の11万2163件に上った。

科学的根拠に反して、はしかの予防接種の成分は自閉症などの疾病を引き起こす可能性があると信じて、接種に反対する親の数が増えている。

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