メキシコ南部の収容所から移民が逃走、約600人が所在不明

[タパチュラ 25日 ロイター] – 地元当局によると、25日晩にメキシコ南部タパチュラの収容センターから約1300人の移民が逃走した。

移民局によると、半数以上が戻ったが約600人は依然として所在不明。

逃走を主導したとみられるのは、収容センターで大半を占めるキューバからの移民。現地紙レフォルマによると、ハイチや中米各地からの移民も含まれていた。

収容センターは各地から到着した人々であふれ、今回の一件でメキシコの対応が限界に近づいている状況があらためて浮き彫りになった。

トランプ米大統領は南米からの移民流入阻止に躍起になっており、メキシコは過去30日で1万5000人を強制送還した。

トランプ氏は24日、メキシコが移民集団を阻止しなければ、同国との国境の一部を閉鎖すると警告した。

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