米中、あと2回の通商交渉で合意の可能性=ムニューシン財務長官

[ワシントン 29日 ロイター] – ムニューシン米財務長官は、あと2回の通商交渉によって米中が合意できることを望んでいるとの認識を示した。

30日から北京で再開される通商交渉を控え、ムニューシン長官は29日放映されたFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、合意内容の履行を巡る交渉の一部は最終段階に差し掛かっていると述べた。

ムニューシン長官は「まだ多くの課題が残されている」としつつも、「両国双方に、合意にこぎ着けることができるかどうかを見極めたいという強い意欲がある」と指摘。「中国、ワシントンで開催される今後2回の交渉で、大統領に通商合意すべきか否かのか提言ができる状況にたどりつけることを望んでいる」と述べた。

5月8日からは、ワシントンで交渉が継続される。

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