国連安保理、パキスタン過激派指導者に制裁

[国連/イスラマバード 1日 ロイター] – 国連安全保障理事会は1日、パキスタンのイスラム過激派ジェイシモハメドの指導者マスード・アズハル師を制裁対象とする決議を採択した。決議に反対していた中国が受け入れた。

ジェイシモハメドはインドで複数の攻撃を実行。パキスタンとインドが領有権を争うカシミール地方での2月の自爆攻撃についても犯行声明を出している。同攻撃では、少なくとも40人のインド治安部隊員が死亡。両国の間で緊張が高まった。

2月の攻撃を受けて常任理事国の米英仏が制裁決議案を示していた。

安保理は、アズハル師を武器禁輸、渡航禁止、資産凍結の対象とすることで合意した。

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