米大統領、韓国の北朝鮮食糧支援を支持 非核化の方策も協議

[ワシントン 7日 ロイター] – トランプ米大統領は7日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談し、韓国が計画する北朝鮮への食糧支援に支持を表明した。韓国大統領府が声明で明らかにした。

さらに、北朝鮮が前週、飛翔体を発射したことを踏まえながら、非核化協議を再開する方策についても議論した。

韓国大統領府の声明によると、トランプ大統領と文大統領は35分間にわたり会談。北朝鮮の食料不足深刻化を指摘した国連機関の世界食糧計画(WFP)の報告書を踏まえ、北朝鮮の食糧事情について意見交換した。「トランプ大統領は、韓国が北朝鮮に人道支援として食料を提供することは時宜にかなっており、前向きな措置との見方を示し、支持を表明した」という。

さらに両首脳は「北朝鮮と非核化に向けた対話路線を維持すると同時に、非核化協議を早期に再開する方策について討議した」ほか、トランプ大統領が「近い将来」、韓国を訪問することについても話し合ったという。

ホワイトハウスは声明で、両首脳が「北朝鮮の最近の動向」や「最終的かつ、完全に検証できる非核化」実現に向けた方策について議論したことを明らかにした。

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