5G事業者、安全保障と技術力の観点から判断=仏経財相

[パリ 21日 ロイター] – フランスのルメール経済・財務相は、次世代通信規格5G通信網整備について、安全保障と通信網のパフォーマンスに基づき決定し、特定の事業者を排除しない方針を示した。

マクロン大統領は先週、米政府が華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]規制を発表した翌日に、フランスはファーウェイを阻止したり技術戦争を仕掛けることは目指していないと述べていた。

ルメール氏は「5G展開については、国内で歓迎されない運営企業を指定したりせずに慎重に規制を進めたい」と発言。ファーウェイが最高の技術を有しているのは明白だとしながらも、スウェーデンのエリクソン<ERICb.ST>首脳と会談したことを明らかにし、「サービスを提供する他の企業も存在し、今後数カ月で評価を行う」と述べた。

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