ペロシ氏は「めちゃくちゃ」、新NAFTA巡りトランプ氏が批判

[ワシントン 23日 ロイター] – トランプ米大統領は23日、民主党のペロシ下院議長は北米自由貿易協定(NAFTA)を改定した「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を勉強するためにライトハイザー米通商代表部(USTR)代表に2週間の猶予を求めたと明らかにし、「彼女はめちゃくちゃだ。理解していないのだから」と批判した。

トランプ氏はホワイトハウスでのイベントで「ペロシ氏は協定法案を理解していない。勉強する必要がある」と語った。

ペロシ氏はツイッターでこれに反応し、「『非常に安定した天才』が大統領らしく振る舞ってくれれば、インフラや貿易などの問題で喜んで協力するつもり」と投稿した。両氏はこの日既に、激しい言葉の応酬を交わしており、その際にトランプ氏が自身を「非常に安定した天才」と呼んでいた。

議会共和党はUSMCAを8月の休会入りまでに批准することを目指している。ペロシ氏は下院議長として最初の採決をいつ実施するかについて決定する権限がある。

ペロシ氏が実際、2週間かけてUSMCAを勉強すれば、8月3日の休会入りまで残された時間が短くなる。トランプ大統領は2週間は「長い」と訴えた。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。