内モンゴルの包商銀行の債務、最大30%のヘアカットも=関係筋

[北京/上海 29日 ロイター] – 複数の関係筋によると、中国規制当局は、接収した内モンゴル自治区の包商銀行<BAOTO.UL>の債務返済に関する説明を口頭で行った。

最大で30%のヘアカット(元本削減)が行われる可能性がある。

関係筋によると、5000万─1億元の銀行間債務については、元本を保証するが金利は保証しない。

50億元(7億2347万ドル)を超える債務については、元本の70%を保証する。

1億─20億元の債務については元本の90%を保証。20億─50億元の債務については元本の80%を保証する。

中国人民銀行(中央銀行)は先に、5000万元を下回る法人預金・銀行間債務は元利を全額保証すると表明している。

銀行監督当局のコメントはとれていない。

中国金融当局は24日、包商銀行に深刻な信用リスクがあるため接収すると発表した。これを受け、中国の銀行間市場では資金調達コストが上昇。金融システムに影響が波及するとの懸念が高まった。

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