米国務長官、イランと「前提条件なし」に対話の用意

[ベリンツォーナ(スイス) 2日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は2日、米国はイランの核プログラムに関して前提条件なしに同国と協議する用意があると述べた。その上で、イランは「通常の国家」として行動する必要があるとも指摘した。

2015年の核合意から昨年離脱した米国は、先月初めにイランへの制裁を大幅に強化。それ以降、両国の関係は急激に悪化している。

同長官は、米国が敬意を示せばイランは対話に前向きになる可能性があるとした同国のロウハニ大統領の1日の発言について聞かれ、「われわれには前提条件なく対話を行う用意がある」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
マクロン大統領は訪中で、中共が対EU貿易黒字を是正しなければ、EUは関税引き上げなどの強硬措置を取らざるを得ないと警告。中国製品の欧州市場流入が産業を圧迫していると強調した。
「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は11月8日「ブリュッセル声明」を発表。その中には臓器収奪を防止するための国際基準を定めた立法意思に関する声明も含まれている。
新疆では、かつて漢人の比率は5%未満だったが、中共政府の大規模な移民政策で現在ではウイグル人を上回る勢いで増加。習近平政権は力による民族同化へと政策を転換し、ウイグル文化そのものの排除へと踏み込んだ。「日本も他人事ではない」
ニュージーランドで、台湾独立支持を巡る中傷投稿に対し約22万5千NZドルの賠償命令。中共の越境的な言論圧力と民主主義の課題が浮かび上がった
大阪・勝尾寺で台湾を象徴する達磨アートが破壊。だが問題は「マナー」だけではない?!専門家は「反台湾感情を生む構造」が中国社会にあると指摘。祈りの場で何が起きたのかを追いました。