米韓合同軍事演習、再開の必要性は現時点でない=米国防長官代行

[ソウル 2日 ロイター] – シャナハン米国防長官代行は2日、北朝鮮との外交努力を後押しするために停止している韓国との主要な合同軍事演習について、現時点では再開する必要性はないと語った。ソウルへの同行記者団に対して述べた。

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談を受けて、米韓はここ1年の間に、多数の合同軍事演習を停止。しかしその後、米朝間の交渉は停滞している。

シャナハン国防長官代行は、主要な演習の再開について聞かれると「必要だとは思わない」とし、演習が停止されていても朝鮮半島の軍隊は軍事上必要な用意ができていると、軍高官から聞いていると述べた。

シャナハン氏は3日、韓国側のカウンターパートや、在韓米軍のトップと会談する予定。

北朝鮮が2月の米朝首脳会談が物別れに終わった責任を問い、金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表らを処刑した、と伝えた韓国の朝鮮日報の報道については、シャナハン氏は確認できないと述べた。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。