米下院司法委員会、モラー報告書巡り6月10日に公聴会開催

[ワシントン 3日 ロイター] – 米議会下院の司法委員会は、ロシアの米大統領選介入疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査報告書に関する公聴会を6月10日に開く。

公聴会では、ニクソン元大統領のホワイトハウス法律顧問を務め、ウォーターゲート事件で1年間服役したジョン・ディーン氏ら、米国の元弁護人や法律専門家が証言を行う予定。ディーン氏はトランプ現大統領に批判的な姿勢を取っている。

司法委員会のナドラー委員長は声明で「報告書の編集版からでさえ多くのことが明らかになった」と指摘。「公聴会は、報告書で示された調査結果の精査を可能にする。これにより、法律またその他の対応によって法の支配や今後の選挙が守られることになる」と説明した。

委員長によると、「初めの公聴会ではトランプ大統領による明白な妨害行為に焦点を当てる。その後の数週間では、報告書の他の重要な部分に焦点を当てる」見通し。

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