国連がスーダンの一部職員を一時的に移動へ、治安悪化で

[国連 5日 ロイター] – 国連は5日、スーダンの治安情勢が悪化しているとして、文民職員を一時的に移動させる方針を明らかにした。スーダンでは、民政移行を巡り、暫定的に国を統治する軍事評議会と抵抗勢力の対立が続いている。

3日には治安部隊がデモ隊のキャンプを襲撃。デモ隊に近い医師団体は、この攻撃とその後の混乱による死者は108人に達しており、さらに増加する見込みとしている。公式の死者数は発表されていない。

国連のハク報道官は、「治安上の理由から、スーダンの一部職員を一時的に配置転換している。重要任務を担当する職員は残る」と述べた。移動する職員の人数や移動先、復帰時期、残る人員の数などは明らかにしなかった。

対象は文民職員に限られ、制服組の移動はないという。

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