中国の中・南部で豪雨被害、今後4日は継続の予報

[上海 11日 ロイター] – 中国の国営メディアによると、同国中部と南部で豪雨が続き、少なくとも5人が死亡した。当局は、今後4日にわたって豪雨が続く事態に備えているという。

英字紙チャイナ・デーリーは、江西省では10日までに、洪水で1万0800ヘクタールにわたって農作物が被害を受け、家屋数百戸が倒壊したと伝えた。これにより140万人が影響を受け、直接の経済損失は26億5000万元(3億8241万ドル)に達したとしている。

一方、南西部の広西自治区では、2万世帯で停電が発生。道路や橋などのインフラが深刻な被害を受けているという。

気象当局によると、広西自治区の降雨量は688ミリに達し。同地区と湖南省の一部では、6月の降雨量としては過去最高記録となった。

気象当局は、豪雨の範囲は13日までに、南部の広東省、福建省、江西省、雲南省、四川省、台湾に広がると予想。今後数日は、激しい雷雨や、河川の堤防決壊にも備えるよう警告した。

関連記事
ウクライナ保安庁(SBU)は7日、ゼレンスキー大統領と複数の高官を対象としたロシアの暗殺計画に関与したとして、国家反逆などの容疑でウクライナ国家警備局の大佐2人を拘束したと発表した。
中華民国の新政権就任式に向け、台湾日本関係協会の陳志任副秘書長は7日、外交部の定例記者会見で、20日に行われる頼清徳次期総統の就任式に、現時点では各党・会派から37名の日本国会議員が37人が出席する予定だと発表した。過去最多の人数について「日本側は新政権をとても重視している」と歓迎の意を示した。
5月6日、米国ホワイトハウスは、ロシアによる法輪功学習者の逮捕に対して、再び声を上げ、中共とロシアの関係の強化に懸念を表明した。 中国での法輪功学習者に対する迫害は、生きたままの臓器収奪を含めてすでに有名だが、先週、ロシア警察が突然4名の法輪功学習者を逮捕し、その中の46歳のナタリア・ミネンコワさんが2ヶ月間の拘留を受けたことが判明した。
ゴールデンウィーク中に外国人労働者の受け入れ拡大に向けた法改正の審議が進む。識者は「実質移民解禁ではないか」と危惧する。こうしたなか、いわゆる移民政策推進に一石を投じるオンライン署名が行われている。半年間で7500筆もの署名を集め、コメントも2300件を上回る。
現在、法廷はトランプ前大統領に対し、4月15日にニューヨークで始まった刑事裁判について沈黙しろと命じた。これに対して一部の弁護士は、この命令が違憲であり、言論の自由の侵害であるとしている。