カナダ首相、20日にトランプ米大統領と会談 貿易協定など協議
[オタワ 13日 ロイター] – カナダ首相府は13日、トルドー首相が20日に米ワシントンでトランプ大統領と会談し、新たな貿易協定と中国で拘束されたカナダ人の問題について協議すると発表した。
両首脳は昨年11月に署名された「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」批准について話し合う。米民主党の一部は協定の見直しを求めているものの、カナダは実行不可能との認識を示している。
トルドー氏は会談で、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL] の幹部が米国の要請を受けてバンクーバーで逮捕された後、中国でカナダ人2人が拘束された件も取り上げたい意向にある。カナダ当局者は、米国が2人の釈放に向けて中国に十分圧力をかけていないと不満を表明しており、主要問題に関して協力を保留する可能性を示唆している。
関連記事
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。
高市早苗首相の台湾有事に関する発言を受け、日中関係の緊張が一段と高まる中、17日、台湾の頼清徳総統は中国共産党政府に対して「地域の平和と安定を乱すトラブルメーカーになるべきではない」と強く訴えた
米国務省は11月13日「アンティファ」に関連している4団体を国際テロ組織に指定し、11月20日から「外国テロ組織」として正式に指定すると発表した
米国とその同盟国は、安全なサプライチェーンを再構築するため、長期間閉鎖されていた鉱山の迅速な再開を検討している。しかし中国依存脱却にはさらに大きな壁がある。
トランプ氏はベネズエラ軍事行動を「ある程度決めた」と発言。麻薬密輸阻止の成果を強調しつつ、陸上攻撃示唆。米空母群がカリブ海に到着し、ベネズエラ軍20万人動員と対峙。