米大手企業トップ、今週の中国首相との会合に出席=ブルームバーグ

[19日 ロイター] – 米大手企業少なくとも5社の経営トップが今週、北京で開かれる中国の李克強首相との会合に出席することが19日、ブルームバーグの報道で明らかになった。

ブルームバーグは関係筋の話として、素材科学のダウ<DOW.N>、宅配便のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)<UPS.N>、製薬大手ファイザー<PFE.N>、複合企業ハネウェル・インターナショナル<HON.N>の最高経営責任者(CEO)らが会合に出席すると報じた。

トランプ米大統領は前日、中国の習近平国家主席と電話会談を行ったことを明らかにし、米中首脳会談を今月末に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて実施すると述べた。首脳会談に先立ち両国は通商問題を巡る事前協議を開始する。

関連記事
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。