米、トルコによるF35飛行停止も ロシア製システム導入なら

[ブリュッセル 25日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)米代表部のハッチソン大使は25日、トルコがロシア製ミサイル防衛システム「S400」導入を進める場合、トルコ軍が米最新鋭ステルス戦闘機「F35」を飛行させたり、開発に関わるのを阻止すると述べた。

ハッチソン大使は、トルコがロシアからミサイル防衛システムを導入すれば「結果が伴う」し、「ロシア製システムを同盟内で使用することで、F35に影響が及んだり、不安定化させることはできない」と述べた。

トルコは機体や着陸装置などのF35部品を提供。ハッチソン大使は、トルコが製造面で重要なパートナーだが、安全保障上のロシアの懸念が最も重要だと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。