日本も参加する望遠鏡建設に抗議デモ、米ハワイ島

[19日 ロイター] – 数百人のハワイ地元住民らが今週、日本も建設計画に参加する大型望遠鏡の工事着工に反対し、抗議デモを行った。ハワイ島マウナケア山の頂上に建設予定で、先住民にとって聖地とされる場所だ。当局は計画を進める意向を示している。約30人が道路の封鎖解除を拒否、警察に拘束された。

先住民によると、この計画は先祖や天国とのつながりに不可欠な場所を混乱させることになる。

抗議デモ参加者は「彼らは私たちの海を奪い、農地を奪い、毒をまいた。彼らは、私たちの海岸線を奪った」と話す。

当局は、計画を進めるため尽力しているとしているが、開始時期については明らかにしていない。

マウナケア山頂にはすでに望遠鏡がある。天文学者らは、宇宙を観測するのに世界でも最高の場所の1つだと考えている。

直径30メートル、建設費14億ドル(約1500億円)の望遠鏡は、世界で最も進んだ望遠鏡の1つになると期待されている。

4000メートル以上あるマウナケア山頂はハワイで一番高いところだ。天文学者にとっては最高のスポットだが、ハワイ先住民にとっても、天国に通じる場所としてつくられたと信じられている。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。