イラン、CIAのスパイ17人拘束 一部に死刑宣告=国営メディア

[ドバイ 22日 ロイター] – 22日のイラン国営メディアの報道によると、同国情報省は米中央情報局(CIA)のスパイ17人を拘束し、一部に死刑を宣告したことを明らかにした。

国営テレビによると、情報省はCIAのスパイ組織を摘発し、容疑者17人の身柄を拘束したと発表。同国のファルス通信によると、同省当局者は逮捕者の一部に死刑が宣告されたことを明らかにした。

国営テレビによると、同省は「スパイと特定された人物は、経済、核、インフラ、軍事、サイバー分野の民間の重要拠点で雇用され、機密情報を収集していた」と表明した。

イランは今年6月、サイバー諜報(ちょうほう)活動を行う大規模なネットワークを摘発したと発表。ネットワークはCIAが運営しており、米国の複数のスパイを複数の国で逮捕したと表明している。今回の逮捕が6月の発表と関連しているかは不明。

関連記事
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。