ロシア、米が核実験禁止条約の脱退計画と非難 米側は否定

[ジュネーブ 30日 ロイター] – 米国は30日、同国が包括的核実験禁止条約(CTBT)からの脱退を計画しているとするロシア側の主張を否定した。

ロシア特使がジュネーブ軍縮会議で、米政府はロシアのCTBT違反を口実にCTBTから脱退する意向だと指摘。米国側はロシアの主張を「狡猾で、ソビエト時代のようなプロパガンダ」として否定した。

米国はCTBTに署名したが、批准はしておらず、核実験のモラトリアム(一時停止)を監視することによって核実験禁止を順守している。

米国はロシア政府の抑止に向け独自の核弾頭開発が必要として、8月2日に中距離核戦力(INF)廃棄条約から離脱することを予定している。ロシアは、自国がINF条約を完全に順守すると主張する一方、米政府を非難している。

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