ファーウェイへの販売許可巡り来週までに企業に回答=米商務長官

[サンパウロ/ワシントン 30日 ロイター] – ロス米商務長官は30日、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]への販売許可を申請している企業に対して来週までに回答できると述べた。米政府は5月にファーウェイを安全保障上の懸念がある企業を列挙した「エンティティー・リスト」に加え、米企業との取引を事実上禁止した。

同社との取引を希望する米企業は、特別な販売ライセンスを申請する必要がある。

一方、トランプ米大統領は6月下旬に、米企業によるファーウェイへの製品販売は認められることになると発言した。

これを受けて米企業からは、ファーウェイとの取引を巡り明確なガイダンスを求める声が上がっていた。

ロス氏は記者団に、ファーウェイとの取引をするためのライセンスの申請が50社以上からあったとし、さらに申請があると見込んでいると述べた。

「1週間前に大統領と私はサプライチェーン業界の代表者らと会談したが、多くはまだ申請していないと話していた」と説明した。

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