米国務長官、日韓関係の修復支援へ外相会談で対立解消促す方針

[バンコク 31日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は31日、米国の2大アジア同盟国である日本と韓国の外相と今週バンコクで会談する際に、両国間の外交摩擦の解消に向けた「道筋を見いだす」よう促す方針を明らかにした。

日韓関係は日本政府による韓国向け半導体材料の輸出規制強化などを巡って悪化している。

ポンペオ長官は今週バンコクで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に合わせて日韓の外相と個別の会談を予定しており、その後、3者会談も行う予定。

長官はバンコクに向かう機中で、記者団に対し「前に進む道筋を見いだすよう促す」と述べた。

「両国とも米国の偉大なパートナーだ。北朝鮮の非核化に向けた米国の取り組みにおいて、われわれと緊密に協力している。双方にとって望ましい状況を見つける手助けができれば、それが米国にとって重要と考える」と語った。

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