米主導の有志連合参加に否定的なドイツを批判、駐独米大使が独紙に

[ベルリン 1日 ロイター] – グレネル駐ドイツ米国大使は1日、ホルムズ海峡を航行する民間船舶の安全確保に向けた米国主導の有志連合への参加に否定的なドイツ政府を批判した。

ドイツのマース外相は前日、米主導の有志連合には参加しないと表明。イランとの緊張激化を避けたいとのドイツの立場を示していた。

グレネル氏は独紙アウグスブルガー・アルゲマイネに対し、「ドイツは欧州最大の経済大国だ。繁栄には国際的な責任が伴う」と強調した。

同氏はまた、「米国はドイツが西側諸国の一角にとどまれるように多くの犠牲を払ってきた」と主張。ドイツに駐留する予定の米兵3万4000人のために米国民は多額のコストを負担していると訴えた。

関連記事
岸田首相は、中共による日本産水産物の全面禁輸措置が撤廃され、輸入を再開させることで日中両国が合意したと明らかにした。
ヒズボラのポケベルやトランシーバーがレバノン各地で爆発し、少なくとも32人が死亡、数千人が負傷。連続した爆発は中東の緊張を高める。アメリカは関与を否定。
トム・ティファニー米下院議員は中共のWHOや国連への浸透に警鐘を鳴らし、パンデミック条約の締結を防ぐ法案を提出した
レバノンでヒズボラのポケベルが爆発し、9人が死亡、2800人が負傷。米国は関与否定、犯人不明。ヒズボラはイスラエル非難。専門家は爆発原因を推測中。
中国で再び日本人の男子児童が襲撃される事件が発生した。18日朝、中国南部・広東省深セン市の日本人学校に通う男子生徒が通学中に男に刃物で刺され、負傷した。容疑者はすでに拘束されている。