台北市長、新党結成へ 総統選出馬9月上旬までに判断

[台北 1日 ロイター] – 台湾の柯文哲・台北市長は1日、2020年の選挙に出馬するため新党を結成すると表明した。中国との緊張が高まる中、蔡英文総統の再選などに影響する可能性がある。

柯市長は、来年1月の立法院(国会に相当)選挙への出馬を目指して8月上旬に「Taiwanese People’s Party」を結成すると明らかにした。1月には総統選挙も行われる。

柯氏は中国との関係強化を支持している。総統選に出馬するかどうかは9月上旬までに決めると述べた。

台湾総統選を巡っては、鴻海精密工業(フォックスコン)<2317.TW>の郭台銘前会長の動向も影響してくる可能性がある。

台湾の野党、国民党は7月、韓国瑜・高雄市長を公認候補に選出した[nL4N24G1AM]。郭氏は敗れたが、無所属で出馬する可能性を排除していない。

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