米国防長官、中国がインド太平洋を不安定化させていると批判

[シドニー 4日 ロイター] – エスパー米国防長官は4日、中国がインド太平洋地域を不安定化させていると批判した。

長官就任後初の外遊を開始したエスパー氏は、最初の訪問先となったオーストラリアのシドニーで記者団に「インド太平洋をどの国も支配できないし、支配するべきでないとわれわれは確信している。この地域が早急に必要としている安全保障上のニーズに対処するため、われわれは同盟国やパートナーと協力を続けている」と発言。その上で中国による攻撃的で地域の安定を損なう振る舞いに断固対峙していくと強調した。

同氏は、中国の具体的な問題ある振る舞いとして(1)公海や宇宙などの「グローバル・コモンズ」における軍事拠点の構築(2)債務供与などを利用した主権侵害(3)政府が後押ししている他国の知的財産を盗み取る行為──を挙げた。

同氏はポンペオ米国務長官とともにオーストラリアの外相・国防相と安全保障に関する年次フォーラムで会談。このフォーラムでは、両国が太平洋における中国の活動に対抗する姿勢を強化していく方針が表明された。

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