米共和党議員、ファーウェイ規制に例外設けるべきではないと主張

[ワシントン 8日 ロイター] – 米共和党のルビオ上院議員は8日、事実上の禁輸措置の対象となっている中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]について、米政府は一部の米製ハイテク部品の同社への販売を特例的に認めるべきではないと主張した。

米政府は5月にファーウェイを安全保障上の懸念がある企業を列挙した「エンティティー・リスト」に加え、米企業との取引を事実上禁止した。ルビオ氏は、ファーウェイを同リストに引き続き指定しながらも一部の米企業に販売許可を与えることで、規制を骨抜きにすべきではないと訴えた。

議会の共和、民主両党はファーウェイ製の機器が中国政府の情報収集活動に使われる可能性について警戒感を示してきた。ファーウェイは情報収集への関与を繰り返し否定している。

ルビオ氏は声明で「ファーウェイや中国政府の指導下に置かれているその他の企業がもたらしている現実の長期的なリスクをわれわれは明確に認識する必要がある」と強調した。

ファーウェイはコメントの求めに応じていない。

トランプ政権は6月、米国国外でも広く製造されているハイテク部品に関しては、一部の米企業にファーウェイへの販売を許可する方針を明らかにしている。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。