原油先物3%安、弱い経済指標や米原油在庫増加で

[ニューヨーク 14日 ロイター] – 米国時間の原油先物価格は約3%下落。中国と欧州のさえない経済指標を受けて需要懸念が再燃したほか、米原油在庫が2週連続で予想外に増加したことが背景。

清算値は北海ブレント先物<LCOc1>が1.82ドル(3%)安の1バレル=59.48ドル。米WTI先物<CLc1>は1.87ドル(3.3%)安の55.23ドル。前日はそれぞれ4.7%と4%上げていた。

中国国家統計局が14日発表した7月の鉱工業生産は前年同月比4.8%増と17年ぶりの低い伸びにとどまった。その他の経済指標も軒並み予想を下回り、米国との貿易摩擦が激化する中、中国景気の鈍化が深刻化していることが示された。

▶ 続きを読む
関連記事
米以による「エピック・フューリー作戦」が4週目に入り、専門家はイラン政権が実質的な崩壊状態にあると分析。反撃能力を喪失し指導部も機能不全に陥る中、核施設やミサイル網の完全排除に向けた戦局の行方が注目される
イランを巡る「三正面」の衝突と、緊迫する中東情勢を解説。イスラエル・米軍との軍事衝突に加え、エネルギー施設への攻撃で近隣諸国の忍耐も限界に近い。専門家は、イランの軍事力不足から地上戦は破滅を招くと警告する
ペルシャ湾の緊張が高まる中、イランの石油輸出拠点カーグ島に加え、ホルムズ海峡の戦略要衝である3島が注目されている
南アフリカ政府が、国内の鉄鋼産業を保護するために中国とタイ産の形鋼に対して高率のアンチダンピング関税を課した
トランプ政権がロシアとの関係改善を急ぐ真意とは。ウクライナ戦争終結の先にある、中ロ離間による「中国包囲網」の再構築と、米国第一主義に基づく新たな地政学戦略の実態に『Politico』の分析から迫る