大紀元時報

原油先物3%安、弱い経済指標や米原油在庫増加で

2019年08月15日 09時50分
米国時間の原油先物価格は約3%下落。中国と欧州のさえない経済指標を受けて需要懸念が再燃したほか、米原油在庫が2週連続で予想外に増加したことが背景。テキサス州ミッドランドで昨年8月撮影(2019年 ロイター/Nick Oxford)
米国時間の原油先物価格は約3%下落。中国と欧州のさえない経済指標を受けて需要懸念が再燃したほか、米原油在庫が2週連続で予想外に増加したことが背景。テキサス州ミッドランドで昨年8月撮影(2019年 ロイター/Nick Oxford)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は約3%下落。中国と欧州のさえない経済指標を受けて需要懸念が再燃したほか、米原油在庫が2週連続で予想外に増加したことが背景。

清算値は北海ブレント先物<LCOc1>が1.82ドル(3%)安の1バレル=59.48ドル。米WTI先物<CLc1>は1.87ドル(3.3%)安の55.23ドル。前日はそれぞれ4.7%と4%上げていた。

中国国家統計局が14日発表した7月の鉱工業生産は前年同月比4.8%増と17年ぶりの低い伸びにとどまった。その他の経済指標も軒並み予想を下回り、米国との貿易摩擦が激化する中、中国景気の鈍化が深刻化していることが示された。

また、欧州連合(EU)統計局が発表した第2・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値は、前期比0.2%増だった。貿易摩擦に伴う世界経済の減速や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感を背景に、加盟国の経済成長が鈍化。ドイツ経済はマイナス成長となった。

このほか、米2年債と10年債の利回りが2007年以来初めて逆転し、世界最大の経済大国である米国がリセッション(景気後退)に向かっているという懸念が高まっていることが示された。

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