米原油先物2%安、貿易摩擦激化で世界経済巡る懸念拡大

[東京 26日 ロイター] – アジア時間の原油先物は下落し、米原油先物は約2週間ぶりの低水準を付けた。米中貿易摩擦の激化を受けて世界経済を巡る懸念が高まっている。

0044GMT(日本時間午前9時44分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.89ドル(1.5%)安の1バレル=58.45ドル。一時は8月15日以来の安値となる58.24ドルを付けた。

米WTI原油先物<CLc1>は1ドル(1.8%)安の53.17ドル。8月9日以来の安値となる52.96ドルまで下げる場面もあった。

ベイラー・マーケッツのマネジングパートナー、スティーブン・イネス氏は「深刻な世界経済減速や、米リセッション(景気後退)の可能性を巡る懸念」が原油相場下落の主要因だと指摘した。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。