米原油先物2%安、貿易摩擦激化で世界経済巡る懸念拡大

2019/08/26
更新: 2019/08/26

[東京 26日 ロイター] – アジア時間の原油先物は下落し、米原油先物は約2週間ぶりの低水準を付けた。米中貿易摩擦の激化を受けて世界経済を巡る懸念が高まっている。

0044GMT(日本時間午前9時44分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.89ドル(1.5%)安の1バレル=58.45ドル。一時は8月15日以来の安値となる58.24ドルを付けた。

米WTI原油先物<CLc1>は1ドル(1.8%)安の53.17ドル。8月9日以来の安値となる52.96ドルまで下げる場面もあった。

ベイラー・マーケッツのマネジングパートナー、スティーブン・イネス氏は「深刻な世界経済減速や、米リセッション(景気後退)の可能性を巡る懸念」が原油相場下落の主要因だと指摘した。

Reuters
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