疑惑の韓国法相候補、国会聴聞会で法・検察改革に意欲

[ソウル 6日 ロイター] – 韓国国会は6日、娘の大学不正入学などの疑惑が浮上している曺国(チョ・グク)氏の法相指名に関する聴聞会を開いた。曺氏は、法務省と検察の改革を成し遂げることが自分の責務と述べた。

曺氏は、娘に関する疑惑に関し、若者を失望させたとして「深い謝罪」を表明。だが、法務省と検察の改革を成し遂げることが自分の責務と述べ、若者の機会平等のために取り組む姿勢を示した。

ソウル大学など有力大学の学生らは、曺氏に法相指名辞退を求める抗議集会を開いた。

曺氏を巡るスキャンダルは、2017年の大統領選挙で文在寅(ムン・ジェイン)氏や与党「共に民主党」を支持した若年層を失望させた。

9月3─5日に実施された世論調査では、文大統領の仕事ぶりを評価しないとする回答が49%を占めた。評価しない理由に曺氏への法相候補指名を挙げたのは、そのうちの21%で、前週から6%ポイント上昇。評価しない理由として、景気低迷(22%)に次ぐ2番目となった。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。