ボルトン氏後任は来週に指名、大統領はポンペオ氏兼務を否定

[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、ボルトン前大統領補佐官(安全保障担当)の後任にポンペオ国務長官を指名し、国務長官と兼務させるとの見方を否定した。一方、後任候補として現在15名ほどの名前が挙がっているとし、来週には誰を指名するか決定すると述べた。

ホワイトハウス内ではポンペオ氏に同補佐官を兼務させるとの観測があったが、トランプ氏は記者団にそのつもりはないと言明。さらに「想像がつくと思うが、誰もが欲しがっているポストだ。多くの人が望む素晴らしい仕事だ」とコメントした。

同大統領は、前日には5人の優秀な候補がいると説明していたが、現在15人ほどの名前が挙がっていることを明らかにした。

関係筋によると、ペンス副大統領の国家安全保障アドバイザーを務める元軍人のキース・ケロッグ氏、国務省のイラン担当特別代表ブライアン・フック氏、大統領副補佐官(国家安全保障担当)を務めたリック・ワデル氏、リチャード・グレネル駐独米大使などが後任候補として挙がっている。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]