ボルトン氏後任は来週に指名、大統領はポンペオ氏兼務を否定

2019/09/13
更新: 2019/09/13

[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、ボルトン前大統領補佐官(安全保障担当)の後任にポンペオ国務長官を指名し、国務長官と兼務させるとの見方を否定した。一方、後任候補として現在15名ほどの名前が挙がっているとし、来週には誰を指名するか決定すると述べた。

ホワイトハウス内ではポンペオ氏に同補佐官を兼務させるとの観測があったが、トランプ氏は記者団にそのつもりはないと言明。さらに「想像がつくと思うが、誰もが欲しがっているポストだ。多くの人が望む素晴らしい仕事だ」とコメントした。

同大統領は、前日には5人の優秀な候補がいると説明していたが、現在15人ほどの名前が挙がっていることを明らかにした。

関係筋によると、ペンス副大統領の国家安全保障アドバイザーを務める元軍人のキース・ケロッグ氏、国務省のイラン担当特別代表ブライアン・フック氏、大統領副補佐官(国家安全保障担当)を務めたリック・ワデル氏、リチャード・グレネル駐独米大使などが後任候補として挙がっている。

Reuters
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