FRB当局者、米中部分合意後も不透明感指摘 分かれる政策判断
[ロサンゼルス 15日 ロイター] – 連邦公開市場委員会(FOMC)が2週間後に迫るなか、米連邦準備理事会(FRB)の当局者らは米中通商交渉の部分合意が、景気の重しとなっている政策の先行き不透明感を払拭するには、十分ではないと認識しているようだ。
しかし、失業率が歴史的な低水準にあり、消費支出が堅調なため、FRBの当局者が一致して追加利下げの必要性を訴えるという状況からは、かなり距離がある。このような状況が15日の当局者の発言で明らかになった。
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、ロサンゼルスでの講演後、記者団に対し「現時点で、経済は良好だ。金融緩和措置は適切だ」と指摘。
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