中国、米国産大豆26万4000トン買付=米農務省

[24日 ロイター] – 米農務省は24日、民間の輸出業者が中国に米国産大豆26万4000トン買い付けたと発表した。2019/20年度(9月1日開始)に出荷される。

米中が中国による最大500億ドル分の米農産品購入などを含む「第1段階」の通商合意に達した11日以降、米政府が中国に対する米国産大豆の販売を確認したのは初めて。

同日発表された週間報告によると、10月17日終了週の米国産大豆の輸出販売高は47万5200トンで、そのうち中国向けは6万8300トンだった。アナリスト予想は80万─160万トンだった。

ブルームバーグによると、中国は米国と通商合意した場合、1年目に200億ドル相当の米国産農産物を買い付ける用意があるという。また関係筋はロイターに対し、中国が米国産大豆の輸入向けに1000万トンの無関税枠を主要企業に割り当てたと明らかにした。米農務省はこれまで、今年度中国に600万トン相当の大豆を販売したと確認している。

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