香港で抗議活動続く、無許可集会に数千人参加

[香港 27日 ロイター] – 香港・九竜地区の繁華街で27日、政府への抗議集会が無許可で行われ、数千人が参加した。警官隊は放水車などを使いデモ隊排除に乗り出した。

香港では、中国への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案への反発で6月中旬から抗議運動が続いており、今週末のデモは21週目となった。

デモ参加者は「香港のために戦おう」と叫び、政府に対する「5大要求」の全てがかなえられるべきだと主張した。デモ隊は、有権者が1票を投じる普通選挙の導入や、デモ隊に対する警察の暴力に関する独立調査委員会設置などの5つの要求を掲げている。

警察はこの日も一部の抗議活動者を拘束した。ウォーターフロント付近に集結していたデモ参加者は九竜半島の中心繁華街「ネイザンロード」に移動した。ネイザンロードの多くの高級ブランド店は店舗を閉鎖した。

デモ参加者からは、イスラム教徒やジャーナリスト、市民を守れという声も上がった。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。