参議院委で中国人権問題を取り上げ 臓器収奪も

山田宏・参議院議員は11月7日、外交防衛委員会で政府に中国人権問題に関する質問を行った。香港情勢、ウイグル族の大量拘束、さらに臓器強制収奪問題について取り上げた。臓器収奪問題については、外務省から調査を行うよう求めた。

山田議員は、米ペンス副大統領が半官半民のシンクタンク「ウィルソン・センター」で行った対中国政策演説を例に挙げ、米政府の中国人権問題への取り組みと、これに合わせた国際的な報道の増加により、「人権侵害について日本も強く出る好機だ」と述べた。議員は政府に対して、中国人権問題への積極的な行動をうながした。

また議員は、外務省に勤務経験のある40代の北海道大学教授の男性が9月、北京で拘束された事案、および他の中国における日本人拘束事案について、政府に早期解決を求めた。北海道新聞によると、北大の男性は中国国務院のシンクタンク社会科学院に招待され北京を訪れた際、拘束されたという。

▶ 続きを読む
関連記事
トラが車の後ろを本気でガブッ。中国の動物園で実際に起きた「リアル狩りごっこ」。「自家用車で安全に観察できます」その言葉を信じた結果がこれ。
中国の親が子に教える「危害を加えてでも生き延びろ」という絶望のサバイバル術。助けが来ない社会が、親たちをここまで追い込んでいる現実が重すぎる。
中日関係悪化で広州の宮崎駿作品展が延期。スタジオジブリが発表、理由は非公表。浜崎あゆみ公演も上海・マカオで中止。中国ネット民は「反戦ジブリすら難しいのか」と嘆く。米メディアは中国の逆効果と指摘
中国共産党海軍の空母「遼寧」を中心とする艦隊が太平洋上で活動し、艦載機の発着艦訓練を集中的に実施した。防衛省は自衛隊艦艇や哨戒機を投入し、継続的な警戒監視と情報収集を行っている
中国共産党海軍の情報収集艦が沖縄・宮古島周辺海域を航行したことが確認された。防衛省は海自哨戒機を出動させ警戒監視を実施。南西諸島周辺で続く中共海軍の活動が改めて浮き彫りとなった