イランで連日抗議デモ、「敵はここにいる」と指導部の退陣要求

[ドバイ 12日 ロイター] – イラン指導部がウクライナ旅客機の撃墜を認めたことを受け、同国では12日、前日に続き各地で抗議デモが起きた。イランは当初、撃墜を否定していた。

ツイッターに投稿された動画によると、首都テヘランにある大学の外で行われたデモでは、抗議グループが「(指導部は)敵は米国だと嘘をついている。敵はここにいる」と声を上げた。

別の大学の外で行われたデモや、テヘランのアザディ(自由)広場に向かってデモ行進するグループのほか、他の都市で行われたデモの様子なども投稿された。

一部の政府系メディアも大学でのデモを報じた。

テヘランの住民がロイターに語ったところによると、12日には警察が出動した。ソーシャルメディアへの投稿や現地の報道によれば、自由広場のデモ隊の一部は当初、警官にもデモ参加を呼び掛けたが、その後、「独裁者(最高指導者ハメネイ師)とともに打倒を」などと当局者に怒りを向けた。

半国営のILNA通信によると、デモには最大3000人が参加し、警察が強制排除に乗り出した。インターネット上に投稿された動画では、警棒や催涙ガスを使用する警察から逃げるデモ隊の様子がとらえられている。

イランのエテマド紙は12日付の紙面で「謝罪して辞任しろ」とする大見出しを掲げ、「国民の要求」として、対応を誤った責任者の辞任を求めた。

米国の制裁によって経済が打撃を受けるイランの指導部にとって、ウクライナ機撃墜を受けた抗議デモは新たな試練となる。

イランでは昨年11月、燃料価格引き上げをきっかけとした抗議デモが急速に政治化し、治安部隊との衝突で多数が死傷した。

トランプ米大統領は12日、ツイッターで「イランの指導部よ、デモ隊を殺すな」と警告。「すでに数千人が死亡、もしくは収監されており、世界が見ている。より重要なことに、米国が見ている」とくぎを刺した。

こうした中、カナダではウクライナ機墜落の犠牲者の追悼式が12日に行われた。トルドー首相は、犠牲者のために「正義と責任を追及する」と表明し、「答えが得られるまでやめない」と強調した。

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