【紀元曙光】2020年1月22日

日本人の大好きな食べ物といえば、はて何だろうか。ラーメン、牛丼、寿司、とん汁、カレーライス等々。ではその中で一番、みんなで楽しく食べられるものは?

▼1月22日は「カレーライスの日」。これは全国学校栄養士協議会が創立20周年を記念して1982年に定めたもので、この日は、全国の学校給食にカレー料理が提供されるという。また同日は、1947年に戦後の学校給食が復活した記念日でもあるそうだ。

▼大鍋で煮込んだカレーライスを、皆で一緒に食べれば楽しいし、おいしいに違いない。どの家庭でもお母さんが作ってくれる料理なので、日本の子どもは誰もがカレー好きなのだろう。

▼海援隊の武田鉄矢さんが、23年前に「ライスカレー」という題名の歌をつくっている。「生まれた家は、座る場所さえ、12のときのそのまんま」。筆者もそうであるが、男の子は(女の子も同じか)いくつになっても母親のカレーライスに回帰する。子どもの頃、お腹が膨れて動けないほどの大盛りを平らげた、あの幸福感は忘れられない。

▼学校給食が校内で作られるにせよ、給食センターから配送されるにせよ、家庭と同じ「母ごころ」で作られていることは変わりないだろう。

▼38年前のその日、皆でカレーを食べる楽しい行事として企画された「全国統一献立日」であったが、実施は全国的にとはいかなかったらしい。「統一」という硬い表現に一部で反対意見が出たためと記憶している。議論はともかくとして、授業よりも給食の時間が大好きだった筆者は、しっかり食べてほしいと生徒の皆さんに願っている。

関連記事
アレルギーは多くの人々の健康問題となっています。環境中にはさまざまなアレルギー原が存在しますが、日常の健康管理や症状の軽減にはどのような対策を取れば良いでしょうか?
HPVワクチンは、子宮頸がん予防の主な手段として医師から推奨されており、医師をはじめ多くの人々がリスクは存在しないと信じていますが、本当にそうでしょうか?HPVワクチンの一種であるガーダシルに関して検証します。
人の腸内には微生物が生息しており、主に細菌と真菌で構成されています。これらの微生物は人体の生理的プロセスとバランスを調節しています。ますます多くの証拠が示すには、腸内微生物群の変化はCOVID-19の感染進行、重症度、そして後遺症と関連があります。
清朝(1644-1911年)は、中国最後の統一王朝で、満州族により統治されました。末期の数十年には、軍事的敗北、内紛、経済の疲弊が次々と襲いかかりました。
道教で用いられるハタキは、動物の毛と麻を合わせたもので、木製の柄がついています。道家の道士や僧侶は、ハタキを携えて修業の旅に出ます。