<新型肺炎>深圳の7人家族に6人感染 無症状の場合も 水際対策に限界との指摘
香港大学の袁國勇教授(微生物学専門)らが医学雑誌「ランセット(Lancet)」に発表した最新の論文によると、中国深圳市の7人家族のうち、6人が新型コロナウイルスに感染し、同ウイルスによる親族間の感染率は83%だという。
24日に発表された同研究によると、この家族のうち、武漢訪問歴のある5人から新型コロナウイルス(2019-nCoV)に感染し、訪問歴のない1人からも同ウイルスを検出した。
この家族は65歳の女性とその夫(66)、娘夫婦(ともに30代)、孫2人、娘の義母(63)の7人で構成されている。娘の義母を除いた6人が昨年末、武漢を訪れた。孫の1人以外の全員が新型肺炎に感染した。
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