武漢への28日のチャーター機派遣を延期、邦人帰国 中国と調整中=関係筋

[東京 28日 ロイター] – 中国・武漢市に滞在する日本人を帰国させるために日本政府が28日に予定していたチャーター機の派遣が延期されることが分かった。中国当局との調整に時間がかかっているとみられる。関係者が明らかにした。

日本政府は、新型コロナウイルスの感染が深刻な武漢市に滞在する日本人を帰国させる決定をし、全日本空輸(全日空)<9202.T>が2機のチャーター機の運航準備に入っている。日本政府は中国側との調整がつき次第、できるだけ早く派遣したい考えだが、29日以降にずれ込む見通し。

当初の計画では、チャーター機2機は28日午前に羽田空港を出発し、同日午後には武漢に到着。帰国希望者の日本人を乗せ、同日夜には羽田空港へ戻ることになっていた。

*内容を追加しました。

 

(白木真紀)

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。