トランプ米大統領弁護団スター氏、「政争の具」と弾劾裁判を批判

[ワシントン 27日 ロイター] – 米上院で開かれたトランプ大統領の弾劾裁判で27日、大統領弁護団のケネス・スター氏が陳述を行い、トランプ氏罷免への反対を表明したほか、弾劾裁判が政争の具になっているなどとして弾劾裁判そのものへの疑問を呈した。

スター氏は、1998年のクリントン大統領(当時)の弾劾訴追につながる調査を行ったことで知られる。

スター氏は上院で、トランプ氏は罷免されるべきではないとし、2020年11月の選挙で有権者の審判を仰ぐべきだと述べた。

また「弾劾裁判はあまりにも頻繁に開かれている。実際、われわれは弾劾の時代を生きていると言える」と語った。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。