バス運転手が新型肺炎、武漢への渡航歴なし 日本国内の患者6人目

[東京 28日 ロイター] – 厚生労働省は28日午後、中国・武漢市に滞在歴がない60代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。武漢への渡航歴がない患者が日本国内で確認されたのは初めて。

感染したのは奈良県在住の日本人でバスの運転手。1月8─11日と12─16日、それぞれ武漢から来た別のツアー客を乗せたという。14日に悪寒や関節痛を感じ、2度にわたって受診したところ、25日に所見が認められて県内の病院に入院した。

日本国内で新型ウイルスの感染が確認されたのは6例目。これまでは、いずれも武漢からの渡航者だった。

世界保健機関(WHO)の24日付の報告書によると、中国以外ではベトナムでヒトからヒトへの感染が確認されている。

*内容を追加しました。

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