欧州5カ国、飛翔体発射で北朝鮮非難 国連安保理が緊急会合

[国連 5日 ロイター] – 国連安全保障理事会は5日、北朝鮮が2日に短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を発射したことについて、非公開の緊急会合を開いた。会合後、英国とドイツ、フランス、エストニア、ベルギーの5カ国は、ミサイル発射が安保理決議に違反しているとして北

朝鮮を非難する共同声明を出した。

5カ国は北朝鮮に対し、非核化へ向けた交渉に誠意を持って取り組むよう要求した。

さらに5カ国は、北朝鮮が挑発を続けることで、交渉がまとまらないリスクが高まると指摘。「安保理が決議を完全に実行することを確かにするとともに、制裁を継続することが極めて重要だ」と強調し「国際社会に対し、これらの制裁を厳格に実行する義務を果たすよう求める」とした。

ロシアと中国は、制裁が北朝鮮の国民を苦しめているとの懸念を表明しており、制裁緩和が米朝の交渉再開につながるとの立場だ。

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