韓国、新型コロナ新規感染者が再び増加 高齢者施設で集団感染

[ソウル 19日 ロイター] – 韓国疾病予防管理局(KCDC)の19日の発表によると、国内の新型コロナウイルスの新たな感染者は152人で、5日ぶりに100人を上回った。感染者が最も多い南東部の大邱(テグ)市の高齢者福祉施設で起きた集団感染が原因とみられる。

感染者の累計は8565人となった。

新たな感染者のうち97人が大邱で確認された。KCDCによると、高齢者福祉施設では今週、74人以上で陽性反応が出た。同施設での新規感染者数は明らかになっていない。

大邱の当局はこの他の高齢者福祉施設で3万3000人以上を対象に、徹底検査を開始した。

大邱の権泳臻(クォン・ヨンジン)市長は記者会見で、高齢者施設での集団感染と同様の施設の徹底調査が新規感染者の増加につながった可能性があると述べたが、具体的な数字は示さなかった。

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