ハノイ市が住民に自宅待機呼びかけ、新型コロナ拡大に備え

[ハノイ 19日 ロイター] – ハノイ市当局は19日、1日の新型コロナウイルス感染者数がこれまでで最大となったことを受け、市民に対し、少なくとも月末まで自宅で自主隔離するよう勧告した。

同国は数週間前に16人の感染者全員の回復を宣言したが、それ以後に76人の新たな感染を確認。このうち 10人の感染は18日に確認された。

ハノイ市人民委員会のウェブサイトに掲載された声明によると、グエン・ドゥック・チュン委員長は会議で、「ハノイの感染は、今後増加する。これから数千人のベトナム人が、感染から逃れるため戻ってくるからだ」と述べた。

委員長は「われわれは新型コロナとの戦いで新たな局面に入っている。緊急の場合以外は自宅にとどまるように」と述べたうえで、拡大はまだ制御できていると付け加えた。

また、「ウイルスが街に滞留している可能性がきわめて高い」として、大規模な会合の自粛と公共交通機関の利用回避を推奨した。

ハノイでは、市内の学校は4月5日まで休校。市当局は、映画館、クラブとバー、マッサージパーラー、カラオケラウンジ、オンラインゲームセンターに対し、今月末までの閉鎖を指示した。

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